今日は両国国技館で行われた「シュートボクシング世界最強決定トーナメントS-cup2006」を観戦して来た。

シュートボクシングは俺が格闘技に興味を持ち始めた14〜15歳の頃から知っている格闘技で、当時は創始者のシーザー武志会長が現役でご活躍されており、世界ホーク級のタイトル獲得の記事やビデオを夢中になって見ていたのを思い出す。

その後格闘技の世界に入ってから、何度かシュートボクシングの会場に観戦しに行ったりしてたが、今回の観戦はかなり久しぶりでS-cupを観に行くのは初めて。

観に行った感想はとにかく凄かったし、観に行って良かったと思った。

トーナメントでは強豪揃いの豪華なカードで、それぞれハイレベルな攻防とシュートボクシング独自の投げ技・極め技ありのルールで、各選手達のフィジカルの強さに素直に「凄いっ!」と驚いた。

“投げ”がありだと、身体に厚みがないと組み負けてしまうので、外人選手と比べて日本人選手は大変だと思ったが、優勝した緒形選手は外国人選手と比べても見劣りしない肉体をしていたので、その辺も優勝した要因の一つではないかと思った。

また、トーナメント決勝前にエキスパートルールで行われた試合では、昨今では中々見る事が出来ないヒジ打ちが交錯するある意味“究極”の試合で、決勝戦を前に会場を大いに盛り上がらせていた。

そして決勝戦は緒形選手がサワー選手から1Rにダウンを奪い、死闘の末見事判定勝利。

その瞬間の国技館の熱狂ぶりは凄まじく、久しぶりに観に行って良かったと心から思った。

また、試合もさる事ながら試合後の緒形選手のスピーチもとても印象に残り、今日一日で3分×5Rの試合を3試合戦い、バッチバチに殴りあった直後にも関わらず、しっかりと両親や関係者・ファン・会長にお礼の挨拶をし、締めくくりで「僕たちシュートボクシングは命がけで今の時代にはないものを追いかけていると思いますので、次の世代につかんだものを伝えていきたいと思います」と言った内容に、圧巻もされたし、心から感動してしまった。

生半可な選手じゃ中々言えないコメントで、格闘家としてというより、人間として素晴らしいと思うし、またシーザー会長の日頃からの教えが間違っていない証拠だと思いました。

この緒形選手のコメントもそうだし、セミで行われた壮絶な試合でも、決着が付いた後は両選手リング上で潔く両者挨拶し健闘を称えあっていたので、観ている方も清々しい気持ちになれるし、武道や格闘技の本来あるべき姿がみられて、こういう見落としがちな所が、実は一番大切な事なんじゃないかなと思い、大変勉強になった大会でした。

☆自由人☆