チームウルフ。ヒザに返り血







さいたまスーパーアリーナ、新日本プロレス軍控え室にて。
ウルフの両ヒザににじむのは、ハワード選手の脳天にヒザを叩き込んだ時の返り血です。
大陸系モンゴル人のナチュラルな恐ろしさが、この両ヒザにこびりついた血でうかがえます。



今日のさいたまスーパーアリーナでのブルーウルフの勝利で、先月アタマからの、長く厳しかった練習の日々が最高のカタチで締めくくれました。

この約7週間、日曜日以外はほとんど休みを取らず、ほぼ毎日矢野とウルフと一緒になって練習をして掴んだこの勝利は、本当にかけがえの無い最高のモノでした。
これは、今日の様な試合で勝利した者と、ずっと一緒になって練習に付き合った者にしか味わうことの出来ない、最高の感覚だと思います。

特に、実際にリングで闘った者が味わう勝利の喜びは格別のモノで、俺はその感覚をウルフが味わうことが出来て、パートナーとして本当に良かったと思いました。

全ての試合が終わり、打ち上げパーテーに出席するウルフや他の選手達を置いて、俺と矢野はそっとスーパーアリーナを後にした・・・。
本当は「パーティーいかなあかんねん!」と言って、パーティーに出席しても良かったのだが、俺と矢野は明日の後楽園大会が待っている身なので、メインの藤田選手の勝利を見届けた後に一足先に帰ったのだった。

帰りの車中、矢野と二人でウルフの勝利にホッと息をついて喜びつつも、明日から合流するシリーズの事を頭に思い浮かべると、もしも俺の手元に“コピーロボット”があったのなら・・・。
などといい歳をして考えてしまった。

とにもかくにも、今日はウルフが勝利する事が出来て本当に良かったとココロから思う。
そして、明日からは“プロレスラーとしての務め”を、来月の13日まで怪我をする事なくしっかりと果たしたいと思っています。

あっ、あと明日、ファンクラブの人に告知があります。

以上!

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SPIRIT R NARUSE MASAYUKI FIGHT OR DIE!
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