こんばんは、さすらいのフンドシ野郎、成瀬まさよしです。ごっつぁんです!

つい一昨日の事となったが、火曜の夜に告知していた通り『黄金筋肉』がオンエアされました。
実はオンエアにあたり俺は、大晦日の『Dynamite!!』の時と同様、俺の取り組みが大幅にカットされてまた3秒ぐらいだったらどうしようという不安があったが、オンエアを見たところ、ちゃっかり大晦日の試合も簡単な内容ながら紹介されていたし、入場シーンはカットされてはいたものの、相撲の取り組みもフルサイズで使われていたし、取り組み後の俺の“素のコメント”だった「あ〜あ勝っちゃったよ!次サップ!!」も図らずもしっかりと使われてしまっていました。

あの日の事を思い出すと、正式なトーナメント表を見せられたのはNKホールの控え室に到着してからで、俺の頭の中では参加選手の中にノルキアが入っていると知った時点で、TV的に考えれば絶対にきゃつと戦う事は必至だろうなと思っていたのだが、案の定俺の予想はドンピシャで当たり、「ああ、多分オンエアでは大晦日の試合の模様が取り組み前に紹介されて、“実はこの二人、昨年大晦日にバーリトゥードですでに闘っており、その時に負けたノルキアが今回相撲でリベンジなるか!!”←ってな感じで、SASUKEとかでナレーションしている人の声で言われたりするんだろうなぁ」と思ったりしていました。

それにしても、俺としてはやっぱり気持ちは複雑で、空手出身の俺は相撲や柔道などの組技系の格闘技の素養はなく、総合で学んだレスリング流のタックルも膝を付いて低く潜り込むようなタイプのタックルだったので、相撲のルールにはあまり適していなく、正直いって“相撲”という競技に対してはまったくの自信無し!だったのです。
しかも今回も出場した選手を端から端まで見てみると、どうやら俺が唯一の体重ふた桁台で一番の小兵。
ついついプライムタイムでのTVという事で、のこのことNKホールまで来てしまったが、まさかこげなデカイやつばかりだとは思っていなかったので、しかもまさかまたノルキアとやらされるとは思っていなかったので、気持ち的には俺の中の出川哲郎が「やばいよ!やばいよ!」と連呼しているのだが、それにしても、大晦日でせっかくノルキアにバーリトゥードで勝ったのに、これでもし相撲で負けたらなんか悔しすぎるし、しかもアイツに「コレデイーブンヤナ、ナル〜セ!」とか思われたらメッチャムカつくしで、何だかそう思っている内にアドレナリンがふつふつと沸いて来て、俺の中の出川哲郎のやばいよコールがフェイドアウトしていき、その代わりに遠くのほうからビーバップハイスクールの西くんが現れて「むかつく!むかつく!むかつく!」といった叫びがフェイドインして来て、気が付けば俺の闘争本能は全開となっていました。

しかし、ただすんなりとまともに相撲をとっても勝ち目はないのと、俺はテレビ的な事を考えても派手な技で奇襲に出た方がオイシイと考え、立会い前に見合った時に思いのほかノルキアが低く構えていたのを見て、すぐさま八双跳びに行くしかないと閃いていました。

そして結果的には八双跳びをキャッチされたものの、周囲の予想をまたもや覆す奇跡のうっちゃり炸裂!でなんとか勝利出来ました。

負ける気はしていなかったのだが、まさか自分でもあんな感じで勝てるとは思っていなかったので、そんなこんなな事があっての、あの引き上げる際のえびす顔での「あ〜あ、勝っちゃった!」発言となった訳だったのです。

ノルキア場所控え室での後日談だが、取り組み後、休憩時間に控え室で休んでいると、俺のところにノルキアがショボ〜〜ンとでっかいカラダを小さくして挨拶に来てくれて、俺に向かって「ナルセ、ミーハMMAデマケテ、コンカイモSUMOデマケテ、モウホールガアッタラinシタイヨ、コウナッタラツギハK−1ルールデタタカッテクレ!」と、とんでも発言をしやがるので、俺は一言「い・や・だ!!」と言ってやった。
ちなみに、「めちゃイケの関取團に入れて貰ってやり直せ!」とまでは冗談が通じないと思ったのでやめておいた。

こんな感じで俺の一回戦は終了し、今週のオンエア分は終了。
次週20日火曜日同じ時間21時に、二回戦の模様がオンエアされるそうです。
次週のまさかの現IWGPヘビー級王者のサップとの相撲勝負、これもTV業界のシキタリで、結果をお話する事は出来ませんが、気長に来週火曜まで楽しみに待っていてください。

ごっつぁんです!

以上!

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SPIRIT R NARUSE MASAYUKI FIGHT OR DIE!
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