本日のお写真。
鴨川の川音を聞きながら、京都名物の「はりはり鍋」と町屋懐石のコースを食べました。
ビールは二人で中ビン10本くらいです。

今日の試合地は俺の大好きな町、京都。

試合は16時から開始という事で、全試合が終了し、宿泊先ホテルに
戻ったのが19時半過ぎだった。

ホテルに到着後時計を見て、今日はどこにも行かないで大人しくホテル
近くで食事を済ませ、散策等は諦めようと思っていたが、チェックインの際、
何のけなしにフロントで自転車のレンタルはあるのかどうか聞いてみると、
「無料で貸し出しいたします」とのこと。
そしてまた時計を見るとまだギリギリ散策が出来る時間だなと思い、急遽
食事に行きがてらショート散策に出かける事に決定した。

今回は、俺の洗脳で見事なまでに“幕末”にはまってしまった伊籐トレーナー
も、京都で時間があれば散策に出かけたいと言っていたので、一緒に誘って、
いい大人二人して夜の京都をチャリンコで疾走しながらのショート散策となった。

今回まずはじめに向かったのは、先に食事をと思い「先斗町」から四条通り
を跨いで「西石垣通り」を入った所にある町屋作りの料亭居酒屋『きた山』と
いうお店。
俺は以前から、先斗町界隈にある町屋作りの料理屋で、鴨川の川音を聞き
ながら酒を飲んでみたいと思っており、ホテルのインフォメーションで探した
このお店に初めて行ってみたが、案内された2階の個室は座敷になっており、
お目当ての鴨川を見下ろす形で、なんとも風情があって“歴史☆オタク”の
俺と伊藤トレーナーとしては、とても満足のいくロケーションだった。
注文した「町屋懐石コース」も手ごろな値段で腹いっぱいたらふく食う事が
できた。

食事後、四条大橋たもとにある交番に自転車を停めて、伊藤トレーナー
お目当ての「先斗町通り」を三条通りまで散策。
この「先斗町通り」は小さな料理屋や居酒屋などが軒を連ねており、大人
二人がギリギリ並んで歩けるというとても道幅の狭い路地で、幕末当時も
飲み屋街だったらしく、当時の藩士や志士浪士と、様々な連中も同じ場所
で飲み歩いていただろうと思い、俺はこの「先斗町通り」に訪れるのはもう
3〜4回目だったが、初めてだった伊藤トレーナーは「ウワァ〜!ウワァ〜♪」
の連続で、とても楽しんでいる様子だった。
そして三条通りまで着いたら、今度は鴨川河畔の遊歩道に降りて、自転車
を停めた四条通りまでUターン。
夜の鴨川河畔は、カップル率90%酔っ払い率5%違う意味で自由人な方々
5%といった感じだった。

その後は鴨川すぐ横に流れている運河跡にある「高瀬川一之舟入」を見て、
途中「佐久間象山&大村益次郎遭難の地」の碑を見つつ、伊藤トレーナー
本日のメインイベントである京都御所の『蛤御門』へ。

何でも以前俺が話した「蛤御門の門柱には、“蛤御門の変”の時に傷ついた
銃痕が今でも残っていますよ」というエピソードが忘れられず、機会があれば
是非行ってみたいと強く思っていたらしく、それを今回ついに目の当たりに
する事が出来て、それはそれはさっきの「先斗町通り」の「ウワァ〜!ウワァ〜♪」
の50倍は感動している様子だった。
俺もここに来るのは3〜4回目だったが、この門柱に今でも残る銃痕をみると、
“歴史☆オタク”としては、やっぱり感慨深いものがあるなぁと思った。

そして今日その銃痕をみて何の気なしに気づいたのだが、この門柱に付いて
いる銃痕、何箇所かあるのだが、ちょうど大人一人が立っている高さに銃痕
が残っているのである。
特に胴体の高さにその銃痕が沢山残っており、次いで頭の高さにあるのが
少々。
まあ当たり前ちゃあ当たり前なんだが、このことに気づいたときには、その
当時の戦闘のすさまじさを垣間見た感じがしました。

そんなこんなで、ホテルに戻ったのは日付が変わった24時15分。
気が付けば俺は31歳の誕生日を、京都の町を伊藤トレーナーとチャリンコで
疾走中に迎えたこととなった。

まあ俺らしいと言えば俺らしいし、大好きな京都で年をとったという事で、
ある意味ラッキーだったと思っています。

今回の遠征は、特にどこも散策に出かける事は出来なかっただろうなと
思っていたので、今回のショート散策は、それなりに満足の行く有意義な
ものとなった。

こんな感じでまた機会があれば、時間を惜しまず散策に出かけたいと思って
います。
そして明日は広島初日。
出発はメチャメチャ早いらしいです。

以上!

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