蒸したてのもち米をつまみ取り、芯が残っていないかチェックするため、超猫舌のくせにハヒハヒ言いながら食べてみると、「そりゃーもうたまるか‼」といった感じの美味しい仕上がり♪

その蒸したもち米を杉並の小学校からお借りした臼に移し、いよいよ餅つきがスタートします！


臼は２セットをお借りして来たので、一つは「懐」教職員チームが受け持ち、もう一つは我が「成瀬軍団(仮)」が引き受けました。

この「餅つき」という、云わば年末年始の風物詩的なイベントだが、自分の場合はひとつのエンターテイメントとして捉えています。

それは前田道場で行っていたファン感謝イベントで、毎年餅つきをやっていたコトも関係していると思いますが、餅つきという作業は見た目のダイナミックさ、「エイサッ!オイサ‼」と掛け声を掛けながら杵を振るうつき手と、リズミカルにモチを反す反し手の威勢のよさが、まるでお祭りの太鼓やお囃子の様に聞こえて、何故か周りの見ている人たちも血沸き肉躍る様にアドレナリンが分泌され、不思議とみんなが元気になっていく一体感を経験して来たからかも知れません。

この為だけに召集された「成瀬軍団(仮)」の皆も、被災地で何かしらお役に立てればとそれぞれ張り切って杵を振るいます。

軍団員はもう何年もとある施設で毎年餅つきをやっている連中なので、自分はもち米蒸しに専念し、モチつきはジンギスカン隆の内田くんに任せました。

威勢のよい掛け声で「エイヤ!エイサ‼」とモチをついていると、徐々にですが少しずつ仮設の方々が足を止めてくれて、遠巻きながらも注目してくれてます。
成瀬軍団（仮）登場！
そこで自分たちはもっと盛り上げるために、最後は反し手に下がってもらって、二人掛かりの連づきで一気にお餅をつき上げます。

１ターン目、いつもの様にダマの無いつき立てのお餅が出来上がりました！

続きます。

追：しかしこの後、餅つきは予想もしていなかった展開となり、自分はある判断を迫られました。