そういえばこの「自由人ブログ」をパソコンでチェケラッチョ☆してくれている人たちはお気づきかと思うが、つい何日か前から俺のブログのデザインが唐突に変わって、現在は何故かWWEのバティスタとジョンシナがイカツイ顔をして登場しています。
アメリカの自由人
コレはなぜかというと、現在livedoorさんがやっている来月日本で開催するWWEの企画の一つなので、ブログのデザイン自体はそのうち元に戻るというコトです。

しかし今日は普段滅多にブログの話題に出てこないWWEの話が出たので、以前から機会があれば紹介しようと思っていた「自由人」というネーミングの由来についてちょっこす紹介しときたいと思います。

実はこの「自由人」なるネーミングは、現在WWEで活躍中の「KENZO」こと、鈴木健想が俺の事をそう呼んだのが元々の由来でした☆

これは確か俺がまだ新日本に入団したての頃だったと思うのだが、ある法事に参加するために選手全員で本隊バスにて出掛けることになり、俺は遅刻する事なく出発時間前にはバスに乗り込んでいたのだが、その日は何故かいつも出発時間よりかなり早い時間に来ているはずの田中 稔選手(当時)が来ておらず、俺も携帯に何度も連絡を入れてみたが一向に電話に出ることはなかった。

そしてケンゾーも同じように連絡がつかないので、本隊バスはしばらく待ったのだが出発する事に。

しかし出発してしばらくしてから遅刻していた2人から連絡があり、どうやら出発時間を間違えたとか遅刻したとか、そんな感じで遅れたらしく、ケンゾーは田中選手が運転する車に乗せてもらって本隊バスを追いかけるコトとなり、その後途中のサービスエリアで無事合流し、田中選手の車はそのまま本隊バスの後ろについて法事の会場へと向かうことになりました。

本隊バスが高速を下りて一般道を走ると、春先の頃だったので窓を開けるとちょうど心地よい風にあたる事が出来ると思い、俺は歩道側の一人掛け座席に座りながら窓をいっぱいに開けて外の空気をえびす顔で感じていると、その様子を後ろの田中選手の車から見ていたケンゾーが、「成瀬さんって自由人ですよねぇ」と田中選手に話しかけたそうです。

普通新日本で生まれ育った選手、もしくは新参者の他所から来た選手は、バスに諸先輩がたが乗っている場合はあまり好き勝手なコトはできないらしいが、そんな事はお構いなしに自由気ままにバスの窓を開けて春風を気持ち良さそうに感じている様が、あまりにも自由過ぎる光景だったらしい。

そんな感じの事を後から田中選手とケンゾーから聞いて、俺は「自由人」ってコトバの響きがやけに気に入ってしまい、その後の数々の自由気ままな俺の行動にも拍車がかかって、気が付けばいつの間にかこのlivedoorblogでの『自由人ブログ』へと繋がって行くわけでした。

その後俺がケンゾーを最後に見たのは、彼が新日本を退団する事になって自分の荷物を道場へ取りに来た時で、たまたま夕方過ぎに俺が一人で道場で練習している時だったが、わざわざ挨拶をしに来てくれたので、俺はそこでとある惜別の言葉を彼に送ったのを覚えている。

どんな内容の言葉だったかは物忘れが激しい俺でもしっかりと覚えているが、それはまたいつか気が向いたらどっか次の機会でと思っています。

自由人というコトバの生みの親であるKENZOには、厳しくも自由な国アメリカで彼なりの“自由”というモノを日本のプロレスファンに発信してもらいたいと思っている。

                                      ☆自由人 japan☆